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コラム2021年7月6日

【本日のマーケット】7月6日(火)

7月6(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場は独立記念日の振り替え休日で休場。

本日の東京市場は、反発でのスタート。寄付き後にマイナス圏となる場面も見られたが、じり高となり150円高の2万8,748円まで上昇。その後は様子見姿勢が強まり、売買代金は今年最低となった。欧米の株価指数が高値を更新する中で、東京市場の出遅れ感が際立っている。日経平均の銘柄入れ替えのルールが、みなし額面から株価換算係数に変更されるため、株価が高すぎて日経平均に採用されなかった銘柄が採用されやすくなると期待され、任天堂が物色された。大引けの日経平均は45円高の2万8,643円。売買代金は1兆6,909億円。TOPIXは5ポイント高の1,954ポイント。

新興市場はまちまちの展開。JASDAQは小反発。アイビー化粧品は8日続伸となり、ファブリカが急反発。ナ・デックスは中期経営計画を発表したことで買われた。日本ラッドはコロナワクチン電話予約受付システムを府中市が一括採用したことで上昇。一方で、INESTと大阪油化、テンダは反落。マザーズ指数は反落。メルカリが続落となり、ユーザーベースは8日ぶりに反落。コンフィデンスとアイドマは大幅安。対して、サイジニアが急騰し、地盤ネットは続伸。

チャート上では昨日に続き、5日移動平均線(2万8,738円)に頭を抑えられ上値の重さを感じさせる。薄商いの中、市場エネルギーも乏しいが、昨日のローソク足の中に包まれている格好。明日の足で方向性が出るか注目される。

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50年まで130兆ドル(1京4,000兆円)投資 DXの次はGX! “第4の革命”勃発へ
日本証券新聞7月7日(水)紙面1面TOP記事掲載

日本の強みは水素技術

DX(デジタルトランスフォーメーション)に続いてGX(グリーントランスフォーメーション)が投資の焦点に――。各国が相次いで脱炭素社会実現への政策を打ち出す中、三井住友DSアセットマネジメントの村井利行プロダクトスペシャリスト(写真上)は、2050年までGXへの予測投資額は約130兆ドル(約1京4,000兆円)に上るとして、「農業革命、産業革命、IT革命に続く第4の革命だ」と期待を寄せた。

菅義偉首相が「2050年までにカーボンニュートラルを目指す」と発言し、米国のバイデン大統領が「グリーンニューディール」を打ち出すなど世界的にGXへの関心が高まっている。このほど開かれたメディア向け勉強会で、GXに詳しい日本総合研究所創発戦略センターの新美陽大スペシャリスト(写真下)は、「温室効果ガスの排出量削減は難しく、コロナ禍のロックダウンでも焼け石に水だった」と指摘。こうした現状を打開するため、20年に世界中でGXへの動きが一気に進展したという。

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今日の市況概況
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7月6日(火)☆[概況/大引け]

伸び悩み。日経平均の採用ルール変更で任天堂上昇。旅行関連と環境省の太陽光発電目標上積みでレノバが高い。商船三井反落

大引けの日経平均は45円高の2万8,643円、TOPIXは5ポイント高の1,954ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,142、値下がり銘柄数は896。出来高は7億9,425万株、売買代金は1兆6,909億円。
日経平均は伸び悩み。ソフトバンクグループに押し目買いが入った。

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