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コラム2021年7月12日

【本日のマーケット】7月12日(月)

7月12(月)のマーケット                                                                   

前週末の米国株式市場で主要3指数は最高値を更新。NYダウは大幅反発。長期金利の低下が一服したため、利ザヤ縮小懸念が和らぎ、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなどの金融株が買われた。ソフトウェア開発のスノーフレークや自動車のGMも上昇。NYダウは448ドル(1.30%)高の34,870ドル。ナスダックも反発。「独占企業による悪質行為をこれ以上容認しない」とバイデン大統領が表明したため、アマゾンが売られた。アップルや半導体のマイクロンテクノロジーは上昇したが、マイクロソフトは小幅な上げにとどまった。ナスダック総合指数は前日比142ポイント(0.98%)高の14,701ポイント。S&P500指数は前日比48ポイント(1.13%)高の4,369。

週明けの東京市場は、先週末のNY市場の株高を受けて急反発でのスタート。また、寄り前に発表となった機械受注が前月比7.8%増となり、市場予想の2.4%増を大きく上回ったことも好感された。先週末にかけ3日間で700円以上の下落となっていたことから、買戻しが急がれレンジを切り上げての推移。全面高の展開となり、2万8,500円水準での値動きとなった。決算発表では、注目された安川電機が業績上方修正と増配で人気を集め6.4%超の上昇。大引けの日経平均は4日ぶりの急反発となり、628円高の2万8,569円。売買代金は2兆3,803億円。TOPIXは40ポイント高の1,953ポイント。

新興市場は共に続伸。JASDAQではテクノホライゾンが大幅続伸。シンバイオ製薬とジオマテックも続伸となった。プライム市場への上場が有力視されているウエストHDは5連騰。一方でIGポートは今期減益予想で反落し、プロルート丸光やアイビー化粧品が下落。マザーズでは、メタップスが2日連続ストップ高。直近新規公開株のコラントッテが反発し、ベイシスは4日続伸。対して、JTOWERは反落し、日本電解は3日続落

チャート上では、大きくギャップアップとなり一気に5日移動平均線(2万8,327円)を上抜け。ボリンジャーバンドもー1σ(2万8,428円)上まで浮上となった。

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見えてきた!「市場再編への道」
日本証券新聞7月13日(火)紙面1面TOP記事掲載

東証新市場区分“一次判定結果“通知で開示相次ぐ

前週急落のうっ憤を晴らすかのような急反騰となった12日の東京市場だが、一方で市場関係者の関心を集めていたのが来春の東証市場再編における「新市場区分」だ。前週末の一次判定通知を受けて、各企業の開示が相次いだため。12日の適時開示情報で、12時までの全51件(ETFなどを除く)中37件に達した。全面高商状では当然とはいえ、プライム適合発表企業は全般堅調。東証では9日に記者向け説明会を実施しており、林謙太郎上場部長は、「一次判定」の意味合いや今後のスケジュールなどについて以下のように話した。

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今日の市況概況
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7月12日(月)☆[概況/大引け]

日経平均は628円高。5月の機械受注が好調で設備投資関連が高い。倉庫運輸や建設といった内需株も堅調

大引けの日経平均は628円高の2万8,569円、TOPIXは40ポイント高の1,953ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は2,010、値下がり銘柄数は149。出来高は10億3,577万株、売買代金は2兆3,803億円。
日経平均は先週後半の3日間で702円安となったが、本日は4日ぶりに反発し、9割近くを修復した。

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