5月25日(月)のマーケット
5月22日の米国株は3日続伸。AMDは、AIにより中央演算処理装置(CPU)の需要は1年前に予測したよりもはるかに高くなっていて、逼迫しているため、大幅な増産に対応できる供給能力を確保するために台湾を訪問したと説明したことで買われた。半導体メーカーのクアルコムは、自動車メーカーのステランティスと技術提携の拡大を発表したことで買われた。ステランティスの次世代車両にクアルコムの「スナップドラゴン・デジタルシャーシ」を搭載する契約を結んだ。ハンズフリーでの高速道路走行を実現するL2+自動運転まで、段階的にスケールアップできる設計になっている。ステランティスの自動運転AI開発会社の「aiMotive」をクアルコムが取得する意向の覚書も注目された。トランプ政権による量子コンピューティング企業へ投資発表を受けて、リゲッティ・コンピューティングやDウェーブ・クォンタムが大幅高。NYダウは前日比294ドル(0.58%)高の50,579ドル。ナスダック総合指数は前日比50ポイント(0.19%)高の26,343、S&P500指数は前日比27ポイント(0.37%)高の7,473。
米国とイランの戦闘終結に向けた協議の進展期待から日経平均は初の6万5000円乗せ。リスク・オンの姿勢からAI半導体関連やデータセンター関連が買われ、キオクシアHDが大幅高となり、フジクラと太陽誘電がストップ高。半導体関連に比べて出遅れていた電子部品株の大幅高が目立った。ホルムズ海峡の封鎖解除期待で建設資材の供給改善期待で建設株も高い。一方、三菱重工やメガバンクは売られた。イオンやライフコーポが年初来安値を更新。
スタンダード市場では、クオンタムソリューションズがAIインフラストラクチャ事業推進でストップ高。AKIBAとシリコンスタジオへの買いが継続。中東の復興需要期待で千代田化工建設が買われた。サイバーステップは反落し、肥料関連の片倉コープアグリが売られた。
グロース市場では、モイが19日にSBIとの資本業務提携を発表し買いが継続。マイクロ波化学は量子コンピュータ関連で2日連続ストップ高。アストロスケールやオンコリスバイオが大幅続伸。データセクションは利食い売りで反落。AeroEdgeが大幅安となった。
日足チャート上では、大陽線を示現。ギャップアップで寄付き、その後も買いの勢いが継続し初の6万5000円台乗せとなった。ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万4470円)を上抜き、その上の3シグマ(6万6277円)も視野に捉えてきた。3日間の大幅続伸で5353円の急騰を演じているだけに反動安も考えられるところだが、売買代金が10兆円越えと市場エネルギーの強さが勝っている状態となっている。
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注目記事 Pick up
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【AI主導 日経平均 6万5,000円台に到達】
日本証券新聞5月26日(火)紙面1面記事掲載
TOPIXも3カ月ぶり最高値 米・イラン交渉 終結なるか
週明け25日の東京株式市場で日経平均株価が大幅に3日続伸、一時、前日比2,069.80円高の6万5,408.87円まで買われた。終値は同1,819.12円高の6万5,158.19円で、3日間合計の上昇幅は5,353円、上昇率は8.9%だった。TOPIXも2月27日の最高値をおよそ3カ月ぶりに更新した。
米国とイランの戦闘終結に対する期待が高まった。ニューヨーク・タイムズが24日、米政府当局者の話として、両国がホルムズ海峡を開放し、イランが高濃縮ウランを処分することを約束することで基本合意したと報道。一方でトランプ大統領はSNS(交流サイト)に「時間はわれわれの味方だ」などと投稿し、アメリカの代表団にイランとの合意を急がないよう指示したことを明らかにした。合意が成立するまで米軍によるホルムズ海峡の逆封鎖を続けることも強調した。不確実性を残しつつも、さまざまな報道やトランプ氏の言動などから終結に向けた合意が近いとの見方が一段と強まった。
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今日の市況概況
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5月25日(月)☆[概況/大引け]
6万5000円乗せ。電子部品が大幅高

大引けの日経平均は1,819円高の6万5,158円、TOPIXは50ポイント高の3,942ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は686、下落銘柄数は853。出来高は24億2,888万株、売買代金は10兆536億円。
NYタイムズは米国当局者の話として、米国とイランは原則的にホルムズ海峡を再開し、イランが高濃縮ウランの処分を約束することで合意したが、まだ合意は結ばれていないと強調したと伝えた。
イランでも、両国が合意に達した場合、ホルムズ海峡の封鎖を30日以内に解除することや、イランの核問題を協議するための60日間の交渉期間が設定されると報じられた。
ホルムズ海峡封鎖の解除期待でリスクオンとなり、AI半導体関連やデータセンター関連が買われ、キオクシアHDが大幅高となりフジクラと太陽誘電がストップ高。半導体関連に比べて出遅れていた電子部品株の大幅高が目立った。
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