6月15日(月)のマーケット
6月12日の米国株式市場は続伸。仲介国のパキスタンの首相が12日、アメリカとイランの覚書をめぐり、「最終的な合意文書がまとまった」と述べた。署名式は14日にスイスのジュネーブで行われると報じられた。スペースXがナスダックに上場し初値は150ドルと公開価格の135ドルを上回った。一時176.52ドルとなり終値は160.95ドル。スペースXの主幹事筆頭のゴールドマン・サックスが買われた。他方、ロケット・ラブUSAやASTスペースモバイルといった他の宇宙関連は乗り換え対象となり下落した。サンディスクやインテルが買われ、マイクロン・テクノロジーは売られた。NYダウは前日比353ドル(0.70%)高の51,202ドル。ナスダック総合指数は前日比79ポイント(0.31%)高の25,888、S&P500指数は前日比37ポイント(0.50%)高の7,431。
米国とイランが戦闘終結で合意しホルムズ海峡が開放されることが好感され、日経平均は6万9000円を大きく上回った。5月31日にキオクシアHDの目標株価20万円と発表したアレシア・キャピタルが村田製作所の目標株価を5200円から1万5000円に引き上げたため村田製作所はストップ高。三井ハイテックは上方修正でストップ高。ホルムズ海峡の封鎖解除でナフサ危機が解消され、建設資材の調達難も改善するという期待で建設株も高い。
スタンダード市場では、AI半導体向けプリント基板プレス装置で5月後半に急騰した後、調整していた北川精機が再びストップ高。ニッカトーはセラミックス関連で高い。今期大幅増益見通しのナ・デックスは2日連続ストップ高。アトムは株主優待ポイント半減でストップ安。
グロース市場は軟調展開となり、グロース指数は反落。12日のスペースXの新規上場で材料出尽くしという見方から、QPSやアストロスケール、Synsなどの宇宙関連が大幅安。ドローン関連のリベラウェアは第3四半期赤字決算でストップ安。QDレーザとデータセクションは続伸。
日足チャート上では、大陽線。大幅続伸で一気に6万9600円台まで上値を伸ばした。3日続伸で5138円の上昇幅となり、ちょうどボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万9343円)近辺まで株価水準を押し上げた。パラボリックも陽転を示現しており、いよいよ7万円の大台が見えて来た。
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注目記事 Pick up
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【米・イラン 戦闘終結で合意 日経平均は6万9,000円台に急伸】
日本証券新聞6月16日(火)紙面1面記事掲載
AI主導で全面高 出遅れセクターも
15日の東京株式市場では日経平均株価が一時前日比3,600円を超える上昇となり、6万9,000円台に乗せた。終値は前日比3,297.46円高の6万6,9317.50円と今月3日の最高値6万8,402.13円を更新した。TOPIXも最高値。
米国時間14日午後5時30分(日本時間15日午前6時30分)、トランプ大統領がSNS(交流サイト)を通じ、米国とイランが戦闘終結で合意したと発表。ホルムズ海峡の開放にも言及した。仲介国パキスタンのシャリフ首相もSNSを通じ、両国が合意に達し、19日にもスイスで署名式を行うと投稿。イラン側メディアも14日夕に同国の最高安全保障委員会が米国との覚書の文言を最終決定したと伝えた。
今回はトランプ氏の言いっぱなし、単独発言ではなく敵対するイラン、仲介のパキスタンからも明確なメッセージが発信され、市場に安心感が広がった。トランプ氏も19日の正式合意に言及、署名を持ってホルムズ海峡が開放されるとした。これを受け、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格は時間外取引で1バレル=80ドル台まで急落した。
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今日の市況概況
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6月15日(月)☆[概況/大引け]
3297円高の6万9317円。ホルムズ海峡開放合意で建設株が高い

大引けの日経平均は3,297円高の6万9,317円、TOPIXは117ポイント高の3,999ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,090、下落銘柄数は435。出来高は24億4,308万株、売買代金は11兆4,601億円。
米国とイランが戦闘終結で合意しホルムズ海峡が開放されることが好感され、日経平均は一時6万9,682円(3,662円高)となった。
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